映画「8年越しの花嫁 奇蹟の実話」の感想

ドラマ、映画
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「8年越しの花嫁 奇蹟の実話」という映画を
見ました。

感動しました。

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8年越しの花嫁 奇蹟の実話

実話をもとに映画化しています。

2017年に公開されました。

第41回日本アカデミー賞を
受賞しています。

あらすじ

尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)は、
婚約し、結婚式の日取りも決まっています。

結婚式を控え、幸せ一杯のふたり。

しかし、
突然、麻衣が訳のわからないことを
言い始めます。

一緒に訪れた場所のことを
何も覚えていない!と言い出します。

そして、錯乱状態になり、
救急搬送されます。

暴れる麻衣。

尚志も麻衣の家族も
突然のことにとまどうばかり。

そして、麻衣は意識不明になり、
深い眠りにつきます。

献身的に毎日病室を訪れる尚志。

尚志を見て、
麻衣の両親は病室に来ないでほしいと
告げます。

それでも、諦めず通う尚志。

麻衣は目を覚ましません。

年単位の月日が過ぎていきます。

それでも、尚志は諦めず、
献身的に支えます。

願いが通じたのか、
麻衣はようやく眠りから目が覚めます。

長い年月をかけ、
少しずつできることが増えていきました。

徐々に回復に向かう麻衣。

しかし、回復していないことも
ありました。

ショックを受ける尚志。

そして、身をひくことにした尚志・・・。

映画を見た感想

恐ろしい病気があることを初めて知りました。

卵巣に腫瘍ができ、
腫瘍に対する抗体が
脳を攻撃してしまったための
病気だそうです。

まさか、卵巣の病気が
脳に影響があるとは。

今回、この映画を見ることで
大変勉強になりました。

泣ける映画です。

尚志すごい!としか言いようがありません。

題名からあるように、
結婚式まで8年。

そこまで待てるでしょうか。

普通は、とっくに諦めて
他の人と結婚しそうな年月です。

しかも、最初はまったく目を覚ましません。

一生、覚めないかもしれない。

当時、尚志は、まだ20代。
人生これからです。

麻衣につきあっていたら、
尚志は一生独身で献身的に麻衣を支えながら
年老いていくかもしれません。

結婚が決まっていたとはいえ、
自分の人生をそこまで犠牲にできるのだろうか。

この人は本当にすごい人だとしか
言いようがありません。

元気な頃の麻衣もまた、
すごく良い人だったのだろうな。

だから尚志が
献身的になることができたのだろうな。

究極の愛を感じました。

麻衣は土屋太鳳が演じています。

意識不明の時の顔は特殊メイクだそうですが、
誰?この人?という感じでした。

まったく面影がないくらいに
ぱんぱんに顔がむくみ、
目もただ眠っている
目ではなくなっていました。

綺麗な女優さんとは全くの別人です。

でも、実際には、
意識不明の植物状態だったり、
麻痺がある場合、
顔つきが変わってしまいます。

目が覚めてからも、
目線がおかしかったり、
ろれつが回らなかったりします。

土屋太鳳自身に麻痺があるのでは
と思えるほど、
すごく上手だなと思いました。

尚志を佐藤健が演じていますが、
へこたれない強さを持ちつつも、
麻衣に対しては、
いつも優しい笑顔で
接しています。

それが切なくもあります。

そして、
尚志がショックを受けることが
起こります。

尚志が可哀想でなりません。
一緒に泣きたくなります。

そして、麻衣の気持ちも
辛いです。

その後の2人を見ると、
泣けてきます。

真実の愛を感じる心温まる映画です。

実話では、このお二人には
お子さんが生まれたそうです。

本当に良かった。
末永くお幸せになってほしいと
願わずにいられません。


 

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