映画「ショーシャンクの空に」の感想(一部ネタバレあり)

ドラマ、映画
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画像はイメージです。


見て良かった!と思った映画です。

(一部ネタバレあります。)
Amazonプライムで見ました。

名作だと言われるこの作品。
今更ですが、
ようやく見ることができました。

Mr.Childrenのone two threeという曲の中に、

「「戦闘服よりはブレザーがよく似合う」・・・
ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」
見てからはもっともっと確信に近いな」

という歌詞があり、
どういう映画なのか
ずっと気になっていました。

この映画のDVDの表紙は、
男性が手を広げ、
雨のようなものに何かに打たれているシーン。
これが何を意味するのだろうと
思いながら、再生ボタンを押しました。

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「ショーシャンクの空に」とは?

1994年に公開されたアメリカの映画です。

原作はスティーブン・キングの
『刑務所のリタ・ヘイワース』です。

ショーシャンクとは、
ショーシャンク刑務所のことです。
実在はしません。
映画の刑務所の外観は、
オハイオ州マンスフィールドの
旧オハイオ州立少年院だそうです。

映画の中で、この建物を見た時、
刑務所には見えず、
外国のお城かと思いました。

日本の刑務所とは
ずいぶん外観が違います。

でも、中は、刑務所という感じです。

あらすじ

若くして銀行副頭取になった
エリートのアンディ(ティム・ロビンス)。
妻とその愛人を射殺した容疑で、
終身刑となりました。

ショーシャンク刑務所へ送られます。

刑務所内で孤立するアンディでしたが、

徐々に周囲と打ち解け、
囚人仲間ができ、
持ち前の頭脳を使って
刑務所職員とも上手くやっていきます。

囚人であるレッド(モーガン・フリーマン)と
友情を築いていきます。


そして20年の歳月が流れた頃、
彼は妻殺しの事件の真相を知る話を聞きます。

希望を捨てないアンディ。
それに対し、
刑務所内で「希望」は持つべきでない
と話すレッド。

アンディは、釈放となるのか、
それとも一生刑務所か。
それとも・・・。

長期間服役しているレッドは
今後どうなるのか・・・。

感想

前半は、暗い色調。

アンディの刑務所での生活の話です。

刑務所の話なら、暗くてつまらなさそう、
見るのをやめようと思いました。

しかし、どんどん映画に
引き込まれていきました。

意外と刑務所の中は、
私の想像よりも自由です。

賭けたり、
バレないように
ハンマーや女優のポスターを
仕入れたり。

食事のシーンも、
仲良しグループで集まって
楽しそうな話をしています。
ここが刑務所ということを忘れそうなくらい、
楽しそう。

こっそり、物品を仕入れていいんだ。
食事中って、しゃべっていいんだ。


なんだか、イメージしていた刑務所とは違います。


その反面、理不尽なことが多いです。

刑務所職員によるリンチや
他の囚人による強制わいせつなど、
日常茶飯事です。

刑務所職員の横暴ぶりが酷いです。
そこに自由はありません。

本当に主人公アンディは、
殺人を犯したのかなと
疑問を持ちながら、
アンディの様子を見る私。

親切そうだけど、罪を犯したのかしら、
いや、良い人だからやってないでしょう、とも思う。

最初は、一匹狼のようでしたが、
次第に仲間のために、
色々なことを試みるアンディ。

しかし、刑務所である以上、
というよりも横暴な職員のいる
ショーシャンク刑務所だからこそ余計に
本当の自由はありません。

画像はイメージです。

なかなか仮釈放にならないレッドの罪状は
殺人で終身刑。

罪状から言って、簡単に釈放させちゃダメだよね
と思いつつ、
レッドの人柄を見ると、
早く釈放してあげたくなります。

先に仮釈放されたブルックという
老いた囚人の様子は、
今の社会でも通じるものがあり、
考えさせられました。

アンディは出所できるのか、
それとも一生、塀の中なのか。
年老いたレッドは出所できるのか。

アンディとレッドの友情に心を打たれます。

その一方で、
刑務所内でも「希望」を持とうとするアンディと
それに対し、「希望は持つな」というレッド。

二人は対照的です。
「希望」を持っているアンディが
傷つかなければいいのだけどと
心配になりました。

途中から大きな展開があり、
ドキドキしました。

そこからはエンディングまで
あっという間に感じました。

塀の中での自由、
我々が普通に生活している自由。
全然違うのだなと思いました。

見終わった後、見て良かったー!
と思った映画でした。
いろいろなことを考えさせられました。

最後のシーンも良かったです。


考えさせられる部分、
怒り、おもしろい展開、
ドキドキ感、
いろいろな感情を持ちながら
見た良い映画でした。

 

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