沖縄旅行(首里城 書院・鎖之間さすのま 琉球伝統菓子)

沖縄
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有料区域の中にある
「鎖之間(さすのま)」では、

琉球王国の伝統菓子やお茶を味わうことができる
有料体験施設になっています。

310円で
「書院」「鎖之間」の見学と
お菓子を食べられます。

「鎖之間」の入口で
料金を支払います。

当時の衣装を着た方が、
空きがあるかを確認し、
「鎖之間」に
案内されます。

空いていない場合は、
入口で少し待ちます。


係の人から
お菓子や鎖之間、書院、庭園についての
お話が数分程度あります。

早く見学に行きたい方は、
話の途中で抜けても良いそうです。

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琉球王国の伝統菓子やお茶を味わう有料体験施設

左奥が金埜こう、左手前が花ぼうる、右奥が鶏卵こう、右手前が薫餅、さんぴん茶(ジャスミン茶)

金埜こう(ちんすこう)、花ぼうる、
鶏卵こう(ちいるんこう)、薫餅(くんぺん)の
4種のお菓子と
さんぴん茶(ジャスミン茶)が味わえます。

金埜こう

「金埜こう」は、
固まったラードと砂糖をよく混ぜ、
小麦粉を加えた生地を
型抜きして焼いたお菓子です。

沖縄土産でよくもらう、ちんすこうは、
細長い形のものですが、
当時は、菊の花の形だったそうです。
戦後食べやすいように
今の細長い形になったそうです。
ここでは、現在の細長い形のものでした。

花ぼうる

「花ぼうる」は、
卵黄、砂糖、小麦粉で作った生地をのばし、
職人が手作業で切り込みを入れ、
成型し焼いたお菓子です。
手の込んだお洒落な形をしています。

食べてみると、ぼうろの味がしました。

鶏卵こう

「鶏卵こう」は、
卵黄をふんだんに使ったお菓子です。
琉球国王の玉御冠を模して
食紅で染めた落花生、
桔餅を宝石に見立てて飾りつけたお菓子です。

マーラーカオのような味がしました。
卵味のするやわらかい蒸しパンのような感じです。

薫餅

「薫餅」は、
卵黄、砂糖、小麦粉で作る皮に
ごま餡を包み、
扁平な形に整えて焼いたお菓子です。

冊封使の歓待料理や祭祀に用いられた
格調高いお菓子です。
現在は、日常の菓子、法事用菓子としても
用いられているそうです。

ごま餡の香りを楽しめる焼き菓子です。
ピーナッツの香りもしています。

お菓子でお腹いっぱいになりました。

ちんすこうの形はもともと、
丸かったことを初めて知りました。

その他のお菓子は、
食べたことのない珍しいお菓子でした。

畳の間で(掘りごたつのように足を下ろせます)
くつろげます。

鎖之間(さすのま)

お菓子を食べた「鎖之間」は、
王子などの控え所、
また諸役の者たちを招き懇談する場所です。

和室のように畳で床の間もあり
掛け軸がかけられています。

書院

「書院」は、
国王が日常の執務を行った建物です。
広い和室のような感じです。

庭園

「鎖之間」「書院」、縁側から、
庭園が見えます。

日本庭園のように、
地面には白い石(珊瑚?)が
敷き詰められている部分もあります。
芝生の部分もあります。

植えられた木が、よく茂っています。
ソテツのような南国の木もあります。

特徴的なのが、黒っぽい大きな岩。
これは、珊瑚でできたものです。

まさに南国の庭園です。

有料区域の中で、
プラスして別料金がかかりましたが、
広い敷地を歩いた足を休めるし、
お菓子も4種類ついて、
お茶のおかわりも頂けたので、
安いと思いました。

ずっと、ここで休んでいたいなと思った場所でした。

 

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