【宿泊記②】ザ・キャピトルホテル東急 客室編|障子戸のある部屋で、静寂と気品に包まれる

東京
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キャピトル東急の魅力は、ラウンジだけではありません。
客室もまた、「和」の趣と洗練された現代的な快適さが絶妙に融合した、特別な空間でした。

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エレベーターを降りた瞬間から“特別感”

私が宿泊したのは29階。
客室フロアに足を踏み入れると、ホテル全体に漂う静寂の中に、どこか重厚な品格を感じます。

部屋のドアに掛ける「清掃お願いします」の札が、よくある紙ではなく木札だったのも驚きでした。

そういうちょっとした部分にまで、ホテルの美意識が行き渡っているのを感じます。

扉を開けると…

部屋に入ると、そこには温かみのある和モダン空間が広がっていました。
壁には、源氏物語絵巻のような万葉文字のアート。

何が書いてあるのかは読めないのですが、日本を感じさせてくれます。

窓からは、都会の景色がぐっと広がり、遠くには新宿の高層ビル群、足元には日枝神社の屋根が見えました。


和の空間の静寂の中に、東京という大都市の“今”を感じられる、不思議な感覚に浸れます。

調度品と備品にも感動

客室は、細部まで上質。

お茶を飲むための急須は、なんと鉄瓶。

見た瞬間に「おぉ」と声が漏れました。

旅先での一服も、こうして特別な道具でいただくと、より豊かな時間になります。

しかし、鉄瓶で飲むのを忘れ、電気ケトルでお湯を沸かしたお湯を、そのままカップに注いだ私は庶民です。

アイロン・アイロン台、ふかふかのスリッパも完備。

洗面台の下に積まれたタオルには、間接照明が当てられていて、まるで美術品のようなディスプレイ


「こういうところまで見せるのか」と、思わず感心してしまいました。

洗面台の引き出しには、レザー調の袋に丁寧に収納されたものが。

なんと、ドライヤー。
ドライヤーが丁寧に袋に収納されているとは。

一つ一つの備品が「これでいい」ではなく、「これがいい」と選ばれたものばかり。
ホスピタリティの本気度が伝わってきます。

バスルームはデザインと機能美の極み

バスルームに入ってさらに驚いたのが、ガラス張りのデザイン。
正直、最初は「お風呂が丸見え!?」と驚きましたが、安心してください。
ガラスの前には、これまた和のテイストの障子戸があり、プライバシーもしっかり確保できます。

湯船はゆったりサイズで、別にガラス張りのシャワーブースも。
シャンプーやコンディショナー、フェイス&ボディソープはLAPIDEM

体重計もありました。

和と洋の絶妙なバランス

布団の上に横たわれば、東京の夜景が窓の外に広がっている。
この“和と都会の融合”が、キャピトル東急ならではの醍醐味だと感じました。

部屋に置かれていたお水は、ホテルのロゴが入った専用ボトル。

ターンダウンの嬉しい心遣い

夜、ラウンジから戻ると、ターンダウンサービスが完了していました。
ベッドサイドにはお水とチョコ、そしてカモミールティーのティーバッグが2つ。
小さな心配りだけれど、その積み重ねが「またここに泊まりたい」と思わせます。

窓の外の夜景は、日中とは違う幻想的な美しさ。ライトアップされた街並みを眺めながら、東京の夜の静けさに包まれる。
そんな贅沢を噛み締めながら、眠りにつきました。

まとめ

キャピトル東急の客室は、ただ寝るだけの場所ではなく、五感で“和の美しさ”と“東京の今”を感じられる場所でした。

細部に宿る美意識と、行き届いたホスピタリティ。
「また訪れたい」と心から思える、心豊かな滞在となりました。

次は違う方角のお部屋に泊まってみたい。そう思わせてくれる、素敵な体験でした。

 

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