映画「コーヒーが冷めないうちに」を見た感想(一部ネタバレあり)

本・漫画
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※写真は映画とは関係ありません。

先日の休みに
チャンネルNECOで見た映画です。

公開当初、見たいなと思っていたけれど
見られないまま過ぎていました。

とにかく泣ける映画です。
みんなにぜひ見てもらいたい映画です。

そして、NHK朝の連続ドラマ小説
「スカーレット」を見ていた人には
もう一つの楽しみ方がある映画と
思いました。

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「コーヒーが冷めないうちに」とは

2018年9月に公開された映画です。

原作は、
本屋大賞ノミネート「4回泣ける」と
話題になった
ベストセラー小説です。

キャストは、有村架純、伊藤健太郎、波瑠
林 遣都、深水元基、松本若菜
薬師丸ひろ子、吉田 羊、松重 豊、石田ゆり子と
豪華な顔ぶれです。

物語の舞台は
「フニクリフニクラ」という喫茶店です。
店内の顔ぶれが豪華すぎてびっくり。

これだけ有名な芸能人がいたら
この喫茶店行きたいなと
思ってしまいました(笑)。

あらすじ

主人公の時田数(有村架純)は
叔父の喫茶店「フニクリフニクラ」で
働いています。

店内の「ある席」に座って
コーヒーを飲むと、
指定した時間に行くことができます。

いろいろルールがあって
簡単に過去に戻ったり
未来に行ける訳ではないのですが、
その噂を聞いたお客さん達が
それぞれ過去に戻ります。

お客さんそれぞれの
ドラマがくり広げられます。

石田ゆり子が演じているのは一体何者なのか。

そして最後は主人公である
時田数(有村架純)のエピソードです。

映画を見た感想

特に房木康徳(松重豊)のエピソードが
胸にぐっとくるものがありました。
房木康徳(松重豊)と高竹佳代(薬師丸ひろ子)
夫婦がお互いを思いやる
気持ちにうるっときてしまいます。

さばさばしたお客さんである
平井八絵子(吉田羊)のエピソードも
泣けるエピソードです。

そして、何と言っても
有村架純演じる主人公の
エピソードが泣けます。

どこか影のある感じがする主人公。
友達もいなさそう。
なぜなのか。

主人公がコーヒーを入れる
しぐさが
すごくステキです。

しぐさを見だけでも
すごく味わい深いコーヒーを
入れている感じがします。

そして、NHK朝の連続ドラマ小説
「スカーレット」を見ていた私には
もう一つの見所がありました。

それは、常連客である
美大生の新谷亮介(伊藤健太郎)の存在。

あー!スカーレットの武志だー!
と思いました。

スカーレットでは
武志は美大を卒業後、
病に倒れ若くして亡くなりました。

しかし、「コーヒーが冷めないうちに」の
新谷くんは美大卒業後も社会人になり
元気に過ごしています。

「コーヒーが冷めないうちに」の方が
「スカーレット」よりも先に公開されていますが、

なんだか武志が生き返ったような
気がして嬉しくなりました。

スカーレットを見ていた私の密かな
楽しみ方です。


話を「コーヒーが冷めないうちに」に
戻します。

小説は4回泣けると書いてありましたが、
映画も何度も泣けます。

過去に戻っても
結果は変わらないというルールがあります。

じゃあ、過去に戻っても
何も意味がないじゃない
私なら戻らないと思いました。

しかし、本当にそうなのか。
それぞれのお客さんは過去に戻り、
結果が同じでも違ったものを
得ていきます。

人生って、
ちょっとしたことで変えられるのかもしれない。

コーヒーを飲んで
過去に戻っても
結果は変わっていません。

だから、完全にハッピーエンドという
訳にはいきません。


でも、その中で生きる時に、
その人がどう動いたかで
気持ちが変わって
捉え方が大きく変わるのかなと思いました。

見終わった後に
ほんわかとしたものが残る映画です。

ぜひ多くの方に見ていきたい映画です。
とても優しい
ステキな映画です。



 

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